ガーネット(オレンジ)ルースから18金製ピアス製作
世田谷区からご来店のお客様からのオーダー
「このガーネットで18金製ピアスを作れますか ?」
御意 !!
セミプレシャスストーン = 半貴石の特徴
お母さまから頂いたというオレンジ色に光るガーネット。
石の中から湧き出てくるように光る。
とても綺麗。
このセミプレシャスストーンの特徴は、下部 = キューレットが大きい・深いのです。
ダイヤモンド は、このキューレットがシャープでシンメトリー = 左右対称性がしっかり整っております。
が、しかし、このセミプレシャスストーンと言われる石の大半が、ドームのようにぷっくりしております。
これは、上 = テーブルより見た時、「色抜け」しないようにするためのカッティングです。
ダイヤモンドの場合は、上から入った光をキューレットで反射させ、また上 = テーブルから光を放出 = ファイヤを放ち、独特の輝きを出します。
半貴石の場合は、石の下部を大きくする = 体積を大きくし、”色の深みを出す” となります。
よって、製作する時のポイントは、この厚みのある石をどう “納める” かがポイントとなります。
では、完成品をご覧ください
厚い下部=キューレットを “良い塩梅” に納める・収めます。
オレンジ色に美しく輝くガーネットなため、爪を6本ではなく、4本にいたしました。
このガーネット、ダイヤでいうと 0.7ct 以上※上から見た時のサイズ感。
のため、ポスト = 芯 はやや太めに。
キャッチは、18金製 + リコンのホールド性能の良いものをチョイス。
職人より 「ピアス穴が耳たぶの 上か下か中央 か」
私、この世界で30年以上仕事をしております。
ピアスを製作する事は仕事なので、一定以上のクオリティーを保ち製作いたします。
しかし、実際に装着した時のビジュアル的な事を申しますと、ピアス穴の位置で “映え” が違います。
特に、大粒のカラーストーン直結ピアスの場合は、それが顕著かと存じます。
結論から言うと、適切な表現ではないかもしれませんが、耳たぶ中央 にピアス穴が開いていた方が ” 映える” 。
小粒のダイヤなどの場合は、「あんまり関係ない」とも言えます。
私の若いころ、私のまわりにいた女性達の中で、耳たぶの後ろに五円玉をくっつけ、木綿針を100円ライターで熱し、ぶす!! っと刺して穴を開けていたツワモノがおりました。
健康のためにも、”映え” のためにも、穴を開ける前に、この位置の事を意識して、きちんと専門家に開けてもらってくださいね ♪
ま、昨今では、片耳に2個・3個とピアス穴を開けておられる人もおりますので、余計なお世話かもしれませんが、あしからず。
受付け時間 11:00~18:30
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