ティファニーベネチアンリンク ID ブレスレット ・シルバー 製留め具交換
福岡県から郵送での加工依頼。
「似たような留め具 =フック、あったら付けてもらえない?」
似たようなフックでよろしければ、お受けいたします。
作業自体は難易度”低”だが、ティファニィーオリジナルのフックは入手不可能
当店、小さな街の小さなジュエリー工房。
ティファニィーさんに、「留め具分けてください!」なんて言っても、しかと される。
いや失礼、お取引きなどしてもらえない。
よって、ご用意できる留め具 = フックは汎用品。
昔から付き合いのあるパーツ販売店から仕入れる。
となります。
当店でご用意した留め具 = フックご覧くださいませ。
ティファニーオリジナルのフックは こちら>> からご覧くださいませ。
細かいところは置いとくとして、あんまり変わりませんよね?
ということで、お客様に画像を見てもらい、ご承諾を頂きました。
作業内容は、丸管をロー付け = 溶接からの磨き
矢印の部分からフックを付け、そこをロー付け = 溶接からの磨き。
一丁上がり !!
作業難易度は低く、作業時間も短い。
よって、ご請求代金も数千円程度。
完成
さあ、あとは梱包いたし、お客様の元へ送るだけ ♪
職人より
ベリーフェイマスなトップブランドのティファニィーと言えど、この度のティファニー ベネチアンリンク ID ブレスレットの留め具は汎用品とあまり変わらないものでした。
よって、お客様もご納得、ご承諾いただけました。
仕上がりの見た目もあまり変わらない。
しかし、エルメスもティファニィーにも言えることは、留め具にしても、本体にしても、シルバーの質感が独特。
上手く表現できませんが、もちもちしていて、艶があり、しっとりしている。
ティファニィーの方がやや、クールかもしれません。
やはり、適切な表現とは程遠い。ボキャブラリーの無さ、お許しくださいませ。
当店、エルメスシェーヌダンクルブレスレットを百を超える数、コマ詰めいたしておりますが、最後の仕上げでヘラを入れ、リューターで磨きをする時に、なんか “もっちり” しているな。
と、いつもそう感じます。
艶も凄い。
お蕎麦で言うところの、原料はもちろんの事 “つなぎ” が違う。
そして、仕上げが違う。
多分、そんなところかと存じます。
時折スーパーブランドの加工をさせてもらうのも幸せです。
不適切な表現かもしれませんが、「品の良い美しい女性と、しばしの時間、会話させて頂いた。」
そんな感じです。
この度のご依頼、誠にありがとうございました。
お問い合わせは下記より。