指輪からペンダントへリフォーム_働く女性のために製作。
「このダイヤでイヤーカフを製作してもらえますか?」
いやいや、ペンダントを製作しませんか?
“仕事中に着けられるジュエリー” これがお客様のリクエスト
この度のご依頼来主はリピーター。
仕事は精神的にも肉体的にもハードなお仕事。
お金だけではとても長く続ける事が困難かと思われるお仕事。
敬意を表します。
お客様は前回のリフォームを気に入って頂き、リピートでこの度の 命 。
“仕事中でも着けられる” “仕事中でも着けたい” これがお客様の心根。
よって、イヤーカフなら仕事の邪魔にならずお洒落 ♪
そう思いご来店、ご発注頂きましたが、この度は私の方からご提案させて頂きました。
「とても綺麗でカットの良いダイヤなので、ペンダントお持ちでなければペンダント製作をご推奨します ! 」と。
お客様とは信頼関係も構築されていると感じておりましたので、今回はプッシュいたしました。
肌の上をスムーズに動くダイヤペンダントを製作
ダイヤモンドの台座をご覧ください。
肌に当たる部分。裏側部分にアール = 丸っこくいたしました。
お客様のお仕事は汗をかく事も少なくない と存じます。
ならば、肌の上でスムーズに滑ってくれるようにするは必須。
そう考えました。
仕事中でも正面を向いたまま キラリ ♪ と光るダイヤペンダント。
これを提供することが私の役目。
そう信じてこの度はダイヤペンダント製作をいたしました。
バチカン = チェーンを通すパーツを付けず
チェーンがギリギリ通るくらいの丸いプラチナの管を
装着いたしました。
カットの良い綺麗なダイヤなため
余計なパーツは不要と考えました。
ペンダントのデザインはシンプルですが
攻めました。
職人より
クーラーの効いた室内でパンプス・スーツ姿の、女性の胸元で光るダイヤモンドも素敵 ♪
人の為に汗をかき働く女性の胸元で光るダイヤモンドも また素敵 ♪
ひと昔前、ジュエリーは特別なシーンで着けることが前提で製作されていたように思います。
当時のお客様も どうよ ! ってな感じで着けられる方も少ないと見受けられました。
しかし、女性の社会進出に伴い、シーンをえらばず着けられるジュエリーって 必要かと存じます。
また、お客様と私の世代は、譲り受ける時期。託される時期。
現にご依頼頂いたお客様も、旦那方のお母さまより継承したもの 。
良質で上品。ちょっぴり贅沢。
そして、女性をより美しくするためのジュエリー。
そんな もの をいつもご提供できるクラフトマンとして生きてゆきたい。
十五夜 空を眺めていたら そう 想いました。
ご依頼誠にありがとうございました。
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