婚約記念日にダイヤを1つずつ入れ続け約20年
ブライダル情報誌「ゼクシィ」に、婚約記念日にダイヤを1つづつお入れいたします。
と、2000年か2001年に宣伝広告をだしました。
その時のお客さまが、2年に一度12月にご来店されます。
購入いただいた時は、センターに1PSのダイヤリングだったのですが、今では19個。
内訳は、リング両サイド9PS×2=18PS+センター1PSで計19PS
毎年1PSづつ入れると、左右対象にならないから2年に一度との事。
そんなお客さまは現在二児の母。
ブライダル情報誌「ゼクシィ」の広告にて、購入されたお客さまは多数いらっしゃったのですが、ご来店されダイヤを入れるのは、今ではこちらのお客さま一人だけ。
大多数は結婚10年目を節目に、ダイヤを入れるのを終了しております。
こちらのお客さまの驚くとこは、結婚前=独身の時と、二児の母となった今も、体系と指のサイズが一切変わってない。
指輪のサイズ直しを一度もしていないのです。極めてレアなケースでございます。
逆な言い方をいたしますと、指のサイズが変わらない = ダイヤを増やせるとも表現できます。
指輪の中央より下までダイヤを留めますと、サイズ直しが事実上できなくなります。
無理やりサイズを直そうとすると、留めてあるダイヤが外れます。
こちらのお客さまは、結婚10年目の段階で、すでに事実上サイズ直し不可能な指輪となっておりました。
しかし、今日にでも指輪のサイズ直しを必要としない方。
よっぼと自己管理をしているのか・・・。体質なのか。
私にはわかりませんが驚きます。
はじめてご来店頂いた時のお客さまは20代。私は30代。
約20年経過した現在でも、お客さまは相変わらずニコニコして口数も少ない方。
時間の経過が感じられません。
なにも約20年前と変わっておりません。
しかし、増えたダイヤが時の経過の証。幸せの証。
二年に一度。いや、お預かりからの納品で二年に二度お会いするお客さま。
こちらのお客さまが受け取りに来て、指にリングを着け、お帰りの時、必ず私が言う言葉が、「二年後のご来店、心よりお待ちいたしております」。
今年も言えました。全てに感謝いたします。
ありがとうございました。