ハーキマーダイヤモンド(ハーキマー水晶)のネックレス
地元狛江市のお得意様からのオーダー!!
「ハーキマーダイヤモンドでロングのネックレス
作って頂きたいのですが」
御意 !!
ハーキマーダイヤモンドは水晶です。
ダイヤモンドではありません。
鉱物としては、石英です。水晶です。
産地
ニューヨークハーキマー州で産出される水晶を、ハーキマーダイヤモンドと言っております。
特徴
結晶の形が二つの先端がある水晶。
通常の水晶よりも高温で生成されるため、不純物が少なく、クールにギラギラと光ります。
このクールに光り輝く事から、ハーキマーダイヤモンドと呼ばれた。
まずは、ハーキマーダイヤモンド探し
ハーキマーダイヤモンドって、私がこの業界に入った30年前には、あまり聞かない鉱物でした。
10年~20年前くらいに、パワーストーンとして世にひろまったかと、記憶しております。
私自身、身銭を切って仕入れた事が無かったもので、相場がわかりません。
よって、お得意様に「ハーキマーダイヤモンドのお気に入り画像を送信して頂けましたら」とお願いいたしました。
解らない場合は、解る人に聞け。
これ、私の人生哲学 ? いや、話が早いので、お得意様ですし、遠慮も躊躇も無く尋ねました。
ほど無く、お得意先様より画像が送信されてまいりました。
価格も一緒にです。
大変助かりました。
20年付き合いのある、宝石輸入商2件に連絡したところ、その2件とも在庫あるとの事。
早速、現物を見に行きました。
パキスタン製のハーキマー? なんか日本語変じやない?
ニューヨークハーキマー州で産出される水晶が、ハーキマーダイヤモンド。
なのに、パキスタンのハーキマーって、なに?
おかしな日本語なので、一件目はスルー。
二件目、バッチリ本チャンのハーキマーに出会えました。
担当も正確に会話できる人であり、日本語を大切に話してくれたので、数十本ある中から、2本分けていただきました。
同じロッド = 同時期に同じ場所でとれた石でも、白い布の上に置き、角度を変えながら見ると、個体差がわかります。
人で言えば、色白、透明感、色黒、シミそばかす等、言葉がございますように、それを吟味いたします。
適切な表現ではないかもしれませんが、減点方で選んでゆきます。
「首元に淡水真珠を使用して」との、リクエストございました。
ギザギザの尖ったハーキマー。
これは確かに首元がチクチクすると、そう想像する事は容易でした。
皮膚のデリケートな方なら、赤いプツプツができてもおかしくありません。
つるんとした表面の淡水真珠をご用意いたしました。
では、完成品ご覧くださいませ ♪
ハーキマー本体80cm+淡水真珠20cm=100cm
そろばんの珠、尖らせたような特徴のある形状。
職人より
- パキスタンのハーキマー。
- 沖縄で取れた、大間のまぐろ。
- 東京湾の関サバ。
やっぱり変。外国人ならいざしらず。
そして、ハーキマーダイヤモンドではなく、ハーキマー水晶。
石英なんだから、ダイヤモンドでは無い。
俗称が正式名称の如く広まる。あるかもしれません。
“鉱物的には同じ成分、しかし、産出国違う”
そう言いたいのであろとは、理解いたしますが、プロ同士の会話で「パキスタンのハーキマー」って、やはり変。
仮に、豊洲の魚卸市場に仕入れ行って、「○○さん ! いきの良い東京湾の関サバ、あるよ !!」って言われるのと同じですよね。
ま、オジサンの独り言はさておき、ハーキマー水晶って綺麗ですね。
廉価品の水晶によくある、オイリーっぽい輝きの真逆で、冷たそうでギラっとしていて、なんとも良いですね。
世の女性達が「欲しい」というのも理解できます。
また、首元部分に淡水真珠を使用する。
これ、肌のデリケートな方には、必須かもしれません。
ハーキマーネックレスをご購入予定の方は、是非お試しくださいませ。
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