ペアリング・オーダー製作(リフォーム)～手作りからのキャスト(鋳造)
小田急沿線・狛江市のお客様からのご依頼。
先代(親)のマリッジリング(結婚指輪)をリフォーム。
愛してくれた人・大切にしてくれた親の気持ち・魂を受け継ぐ。
甲丸(かまぼこ)リングがプレーンなひねリングに変身。
お客様のご要望
仕事中にもつけっぱなしにするので、プレーンなデザインで製作してくださいとの事。
御意 !!
製作工程
シンプルデザインなので、シルバー線から一気に作って原型を製作いたしましょう ♪。
メンズ(サイズの大きいほう)をハンドメイドにより、まず作ります。
その原型になるリングをシリコンで型を取ります。
シリコン型にこのWAXを(蝋)を溶かし・流し込みます。
そして
シリコンを割って、蝋でできた原型を取りだします。
それから
石膏で蝋型を固め、その石膏に高温の熱を加え蝋型を消滅させます。
最後に
その型の空間(蝋が消滅した部分)に湯(プラチナをドロドロに溶かしたもの)を
流し込みます。
この作り方を鋳造(キャスト)と申します。
マメ知識
日本刀を作る場合は、鉄を真っ赤に熱してトンチンカンと叩き、水に浸け・焼きを入れる。
それを繰り返し、強度を上げる= 鍛造
大仏を作るときは、型に鉄をドロドロにして流し込む= 鋳造
型から出てきたリングのサイズを直し、磨き込んでリングの完成 !!
このキャスト製法は型を取りますので、100でも200本でも、シリコン型がすり減るまでリングが製造できますので、大量生産に向いております。
また、型が完成しているデザインでリフォームして !!と言っていただければ、ハンドメイド製作に比べグッ !と格安にできますので、今風の製造方法の一つです。
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