羽織紐の修理・真珠付き
川崎市多摩区からご来店のお客様からのオーダー
「羽織紐の修理、できますか?」
朝飯前 !! お任せあれ。
1, まずは組み順を決定
切れてばらけてしまったので、まずは切れる前の並び順をお客様に再現して頂きます。
カラーストーンの脇に丸水晶とカット水晶がございます。
どちらがカラーストーンの隣にくるか、決定頂きます。
2, ワイヤーを通します。
ビニールコーティングされたステンレスワイヤーを通します。
太いワイヤーを通すと、ラインがあまり綺麗になりません。
中くらいの太さのステンレスワイヤーを通します。
3, ワンパッチンを用意いたします。
お客様の羽織紐は、真珠+カラーストーン+水晶で構成されております。
紐というより石のブレスレットと言い変えられます。
通してあるものもステンレスワイヤーなので、ワイヤーを留めるパーツにこだわってみました。
見栄えよく、丈夫なワンパッチンが最適・最善と考えました。
飛び出しているピンを押し込んで、ワイヤーをしっかり留めます。
今回は小さいほうのワンパッチンを使用いたしました。
モール を使用いたしました。※ワンパッチンとフックを繋ぐ部分
ステンレスワイヤーが剥きだしになると安っぽくなります。
また、着物のイメージにもマイナスになると考えたためです。
高級な羽織紐に敬意を表して。
職人より
この度の羽織紐の修理は、紐ではなくストーンブレスレット修理とも表現できます。
作業内容も難易度は高くなく、費用も時間もあまりかかりません。
この度は、ワンパッチンの在庫が無かったため、後日納品となりましたが、ワンパッチンの在庫があったならば15分程度で終わる作業でございます。
ご予約いただけましたら、即日・速攻 ! 作業いたします。
お問い合わせください。
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