ショパールのネックレス修理(留め具交換)

ショパールのネックレスなんですが、フック交換できますか?


汎用品のもので宜しければ、承ります。

18金製ホワイトゴールドのネックレス修理の注意点

トップブランドのChopard 。

スイスのジュエラー。

バブル時、「ハッピーダイヤモンド」コレクションのお時計、ゲップが出るほど売れました。

ガラスの中にダイヤモンドがコロコロしているあの時計です。

バブル時代の姫達が、こぞって購入していたあのChopard 。

この度の修理依頼は「ハッピーダイヤモンド」コレクションのペンダントです。
ガラスの中にダイヤモンドがコロコロしているペンダントです。

材質は18金製ホワイトゴールド。

ホワイトゴールドの製品は、表面にロジウム処理しているものが大半です。

このロジウムって、ロー付け = 溶接に耐えられません。

黒く変色してしまいます。

それが一番の問題点。

解決策はプラチナ製のフックとプラチナ製丸管

上段がプラチナ製汎用留め具=フック+プラチナ製丸管。

下段がショパールオリジナルのK18ホワイトゴールド製フック+K18ホワイトゴールド製丸管。

 

作業といたしましては、この丸管の開いている口を溶接いたします。


(イメージ画像)

Cのような形を○、継ぎ目のない○にロー付け(溶接)いたします。

プラチナはロジウム処理がされておりませんので、なんの心配もなく作業ができます。

 

これにて、一件落着!!

職人より

日本ではプラチナ製のネックレスが多い。

海外のトップブランドのネックレスは、18金製のホワイトゴールド製ネックレスが大半です。

よって、ただ単にロー付け(溶接)いたしますと、黒く変色してしまい、改めロジウム処理する必要となります。

時間とお金がかかる。

と、なります。

プラチナ製汎用留め具=フック+プラチナ製丸管に付け替えてから、ロー付け(溶接)して方が安価で安全です。


汎用品と言えど、そう大きな違いはございません。

お試しくださいませ。

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