ダイヤ(メレダイヤ)がとれたペンダントの修理・~石合わせ & 留め~
小田急線・世田谷地区・狛江市からご来店・お客様の修理品。
一本の爪で二つのダイヤを留める・おさえる爪、「共有爪」。
メリット:ダイヤを留める爪が少なくなるので、スッキリしたビジュアルになる。
有名ジュエリーメーカーも良く使用するセッティング技法でもある。
デメリット:しっかりした計算と確かな技術が整ってこそのセッティングなため、ラフな仕事(爪立ての不完全)・ダイヤの直径等の計算をいいかげんに行うと、必ずと言って良いほど外れます。
ダイヤ外れ・とれの修理で一番多いのが、この「共有爪」なんです。
修理・完成までの流れ
まずは、在庫の中よりぴったり合うダイヤを探します・・・が、まあ合いません。
なぜなら、小さいダイヤと言え4Cがあるからです。
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☆ポイント
ダイヤにも色があります。氷のような青みがかったもの、薄い黄色や赤みがかったものetc、ダイヤは沢山のびみょーな色があります。
よってお客様の修理品にセッティングされた “ダイヤと同じ色・大きさ” のダイヤを探します。
(限りなく近いものを)、
そして一番大事なのは、「揃え」。と表現いたしますが、ダイヤは石・元々は炭なのでダイヤの中に黒い点が入っているものや、クレパスのような裂け目のあるものが一般的です。
もちろん、無いにこしたことがないのですが、現実はクレパスようなインクルージョンが入ったものが多数です。
インクルージョンがわかりにくいのは、VS1と言われるもの以上のダイヤです。
※VSメレダイヤとも言われております。
結論は、このインクルージョンまでお客様のセッティングされているダイヤと限りなく近いものを探します。
実際の石(ダイヤ)合わせは
現実のダイヤ合わせは、上画像の何十倍の量の中から、ピンセットで一つずつ選びます。
取引先である外国人(インドの人)の経営する会社に赴き、机とピンセットを借り、持参したマイルーペを取りだし、地味にメレダイヤの山から背中を丸め、一つ一つピンセットで選んで(最低50個以上)ゆき、お客様の修理品の修理箇所に乗せてゆき、スコッ !と心の中で音がなったら「これ! ください ♪」
って工程です。
じみ~~な時間のかかる所作、いや仕事なんです。
たまに1個じゃなく!って目されますので、数キャラットお付き合いで買わされます。
いや買います。
さあ ♪帰って留めよう。
見てください!!、向かって左のダイヤとほぼ同じですよね ?。
写真が下手で恐縮です。
以上、時間と手間と想いを入れて完成いたした、石合わせ & 留め でした。
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