珊瑚のネックレスを念珠にリフォーム工程

江東区在住のお客様より

郵送加工依頼がございました。

 

「引き継いだ珊瑚のネックレスを念珠にして頂けますか?」


承りました。

希少で高価な珊瑚・そして有機物・そして残された物。

地球温暖化のせいか、私にはわかりませんが、メディアでは珊瑚の白化現象が進んでいると報じております。

サンゴが白くなる現象。

サンゴの中に共生する直径0.01ミリほどの褐虫藻が、海水温の上昇などによりサンゴから抜け出すことにより起こる。

そのまま褐虫藻が戻らないサンゴは死滅する。

カリブ海・インド洋・沖縄近海など世界中の海で発生。

引用: goo辞書

珊瑚き生き物。有機物。

命があります。

 

“生きとし生けるもの” 我々人間と一緒ですね。

 

その命のあるものを、暗い物置、箪笥の中に眠らすなど・・・。

まして、残された物なら、引き継いだ者は有効活用しなければと、考えます。

 

ご依頼いただきましたお客様が、まさにそうです。

○○さんへ。と 祖母より、と 箱に書かれておりますね。

お客様自身、なんとかせねば、しかし、ネックレスとしては使用しない。

 

と、数年もんもんといたしてたそうです。

 

そして、当店のコンテンツをご覧頂き、珊瑚の念珠製作のご依頼を頂きました。

 

では、仮組から完成品まで、ご覧くださいませ。

 

1, 正式契約の前に、仮組み状態でご確認して頂きます。

ネックレスを分解し、房無しの状態で

WEBにアップロードいたします。

スマホでご確認できます。

水晶でできた、母珠・天珠等

ご覧いただきます。

2, 房の色をご指定頂きます。

ワイン

トクサ

鉄紺

ピンク

金茶

ヒワ

灰桜

灰白

グレー

エンジ

ブルー

 完成品




房: ヒワ



房: 柳


シリコンゴムを通し、ブレスレットにいたしました。

房: 藤

房: ヒワ

房: ワイン

ご返却品

ネックレスだった時の留め具です。

A 念珠・B ブレスレットにいたしましたので、その他をご返却。

職人より

ひと昔前、我々の先輩は、珊瑚・象牙を好んで購入いたしました。

山梨の水晶もそうですね。

 

男性は象牙の印鑑をオーダー。

女性は、珊瑚・象牙のネックレスを身に着けました。

 

それが富の象徴。

セレブ感覚だったかもしれません。

 

いや、もしかしたら、戦後の物がなかった時代に、高価な物を購入する事が、幸福感を得る手段だったかもしれません。

 

言葉を変えましたら「幸せの物」とも言えますね。

 

  • その幸せの物を、ケースに入れたまま、しまい込んでおくのは忍びない。
  • 「こんな物残されても・・・」。

 

人それぞれの感情・プレッシャーがあるかと存じます。

 

しかし、珊瑚のネックレス・念珠を新規購入すると、うん十万なんてざらでございます。

 

血赤の珊瑚であれば、もの凄い金額となります。

100万円Up なんて、珍しくありません。

 

高価な物・希少な物は、金銭的にも、精神的にも余裕があるからこそ、購入できると思います。

 

そういう事を含めての “幸せの物” を有効活用して、幸せの 氣 を身内で引き継いだらいかがでしょうか。

 

家内安全・無病息災・心願成就etc、などを欲した時、先祖の力を借りるのアリかと存じます。

 

珊瑚・象牙・べっ甲など、希少な有機物。

 

是非、有効活用くださいませ。

 

ご相談くださいませ。

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