天然石材料を預かりペンダントを製作
地元のお得意様からのオーダー!
「これで、ブローチかペンダント作って」
御意 ♪
では、ペンダントお作りいたしましょう !
お任せ あれ♪
ネックレス部分の天然石材料をお預かりいたします。
石・珊瑚・真珠をしこたまお待ちのお客様。
ネットショップでお買い物♪ というより仕入れと表現できるほどの量をお持ちの方。
仕入れては、当店に持ち込みされ、私が作る。
今まで相当な数、お作りいたしました。
その一部をご紹介いたします。
ぶつぶつ穴の開いた珊瑚。
石英? メノウ? よくわかりませんが石。
バチカン部分を作るための白蝶貝の丸珠。
枝部分の珊瑚。
アクセントをつけるためのブラックスピネル。
先ずはネックレス部分の組み上げ。
中にステンレスのワイヤーを通します。
白蝶貝でバチカンを作り、トップをぶら下げます。
迫力のあるトップが付きました。
クラスプに珊瑚を付けます。
クラスプ = 留め具は、シルバー925製にロジウム処理がされたもの。
ピカピカで良いのですが、メタルっぽくて色気無し。
よって、ワンポイントで珊瑚を付けました。
もちろんお客様が仕入れてきました。
セミプロと言っても良いかも。
しかし、これ一つで、温かみと高級感がでました ♪
お値段はおいくら万円?
材料はお客様のお持ち込み。
私がご請求するのは、(手間賃 = 加工代金) + (留め具 = クラスプ代金)です。
お客様自身、何度かクラスプを仕入れたのですが、どれもおもちゃ。いや、とてもチープなもの。
金メッキは安っぽい。ロジウムは薄く雑なものが大半でした。
よって、いつも加工代金+クラスプ代金のご請求となります。
加工と言っても、ワイヤーを通し+クラスプを取り付けるだけなので数千円です。
私がご用意するものが、ほぼほぼ無いので、売り上げとしては "てんてんてん" となりますが。
しかし、材料をお預かりする時、お客様の目の前で仮組みをいたします。
仮組みの結果を見られて、ご依頼・契約締結となります。
この仮組みの時、お客様がとてもうれしそうな笑顔になります。
私と同年代とお見受けするお客様なのですが、まるで少女のようなお目目になります。
このやりとりが癖になります。いや、息抜きになるのかもしれません。
目の前の鉄板でステーキを焼いている職人と、お客様の関係とも言えますね ♪
人のお役に立てて、人が喜ぶ。
人としても、クラフトマンとしても、至福とも言えます。
また、私、立派なオジサン。
流行にもお洒落な事に疎くなるお年頃。
そんな私に、「これが今人気の石」「このデザインが最近のトレンド」など、お客様がアクセサリー業界のお話しをして頂けます。
これがとても勉強になります。
商売のヒントになります。
なので、お持ち込み製作喜んで ♪となります。
大切な人が残した水晶。
想いでの珊瑚。
お土産として頂いた白蝶貝。
そんな、プライスレスなアクセサリーをリメイクいたします。